天得院の概要
天得院は、南北朝時代の正平年間(1346〜1370)に、無夢一清(むむいっせい)禅師が開創した東福寺の塔頭のひとつです。
豊臣家に縁が深く徳川時代には冷遇され取り壊しに遭いますが、1789年(天明9年)に再建され現在に至ります。
東福寺の日下門のすぐ隣りにあり、「桔梗の寺」としても知られています。
庭園は、桃山時代に作庭された枯山水庭園で、杉苔と紅葉のコントラストが美しいです。
また夏から秋にかけて桔梗が可憐に凛として咲く様は見応えがあります。
桔梗の時期と紅葉の時期だけ公開されているので、拝観時期は要チェックです。
また、華頭窓が特徴的な書院は、庭園が囲むように作庭され石と皐月が配されています。
天得院で楽しめる花
★は名所・特におすすめ
【春】皐月
【夏】★桔梗、苔
【秋】★紅葉、★桔梗
【冬】 –
天得院の見どころ
桔梗
毎年、桔梗の咲く時期だけ「桔梗を愛でる特別拝観」が実施されます。
枯山水に約300ほんの桔梗と美しい苔が映え、趣ある風景は見事ですです。
紅葉
毎年秋の紅葉の時期だけ「紅葉を愛でる特別拝観」が実施され、ライトアップとともにお抹茶とお菓子も楽しめます。
年により期間が異なるので、事前に確認要です。
https://hanasaku-kyoto.com/rakunan/tofukuji/
天得院の基本データ
◆住所:京都府京都市東山区本町15-802(東福寺山内)
◆電話:075-525-3653
◆拝観時間:夏の特別拝観 秋の特別拝観 ※年により異なるので確認要
◆拝観料:大人500円 小中学生300円
◆休日:夏と秋の特別拝観のみ拝観可
◆ライトアップ:あり
◆アクセス:
・JR奈良線「東福寺」駅下車徒歩約7分
・京阪本線「東福寺」駅下車徒歩約7分
◆駐車場:なし
◆公式サイト:https://tentokuin.jp