洛南の寺社

藤森神社 fujinomorijinjya

藤森神社l

藤森神社の概要

藤森神社 桜 七福神

 

功皇后摂政3年(203年)に、三韓征伐から戻った神功皇后がこの地に軍旗を立て兵具を納めた塚を造ったことが発祥と伝わる神社です。
祭神として三韓征伐にゆかりのある12柱が祀られており、創建の由来から皇室とのゆかりの深い神社として知られています。
5月5日の武者行列の練り歩く「藤森祭」は端午の節句の起源とされ、創建の由来や祭神に

藤森神社

 

武神が多いこと、あるいは菖蒲との関連から武運と馬の神社です。
現在でも競馬関係者の信仰を集めるほか、学問や受験で勝運を祈願する参拝客が訪れます。

藤森神社 馬

 

紫陽花が有名で、花手水も紫陽花で彩られます。
広大な紫陽花苑では様々な品種の3,500株近い紫陽花が咲き誇り、見頃の時期には、あじさい祭りが開催されます。

藤森神社 紫陽花 花手水

 

藤森神社で楽しめる花

★は名所・特におすすめ

【春】桜
【夏】★紫陽花
【秋】紅葉、イチョウ
【冬】山茶花

 

藤森神社の見どころ

本殿

藤森神社 本殿

 

宝暦5年(1755年)に皇居内侍所仮殿として造られたものが、明和4年(1767年)に移築されたとみられる建物で現在は国の重要文化財に指定されています。
中御門天皇から下賜された賢所のひとつで、現存最古の賢所です。
祭神として武神である素戔嗚命や学芸の神である舎人親王など12柱が合祀されていて、現在も勝運や学問成就などのご利益を求めて参拝客が多く訪れます。

紫陽花苑

藤森神社 紫陽花

 

境内の2か所、のべ1,500坪近く広がる庭園で、6月の紫陽花の時期のみ開苑します。
広大な庭園には3,500株近い紫陽花が植えられており、色とりどりの紫陽花が咲き誇り目に鮮やかです。

藤森神社 紫陽花宛1

 

開苑期間の土日には蹴鞠や雅楽の奉納行事があるほか、毎年6月15日には「あじさい祭」が催されて、献茶など神事が執り行われます。

御旗塚・いちのきさん

神功皇后が軍旗を立て兵具を納めた場所で藤森神社創建の地です。
近くには大きなイチイガシの切り株が祀られていて「いちのきさん」として親しまれています。
参拝すると腰痛が治るといわれていて、幕末には新選組の近藤勇が参拝したと伝っています。

 

藤森神社の基本データ

◆住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
◆電話:075-641-1045
◆拝観時間:9:00~16:00
◆拝観料:境内自由
◆休日:なし
◆ライトアップ:あり
◆アクセス:JR奈良線で「藤森」下車、徒歩5分/京阪三条から京阪電車「墨染」下車、徒歩7分
◆駐車場:あり
◆公式サイト:http://www.fujinomorijinjya.or.jp/