洛西の寺社

光明寺 komyoji

光明寺 紅葉 門

光明寺の概要

光明寺 紅葉 階段1

 

建久9年(1198)、法然上人の弟子である熊谷蓮生(れんせい)法師により、京都府長岡京市西山に創設したのが始まりです。
師である法然上人を開山一世とし、熊谷蓮生法師は二世となり、はじめは法然上人から頂いた「念仏三昧院」の寺号でした。

光明寺 紅葉

 

光明寺で楽しめる花

★は名所・特におすすめ

【春】枝垂れ桜
【夏】青紅葉
【秋】★紅葉、菊
【冬】 -

 

光明寺の見どころ

もみじ参道

紅葉が見事な参道で、200m程の参道に約250本の紅葉が植えられた真っ赤なトンネルは圧巻の美しさで、散り際の敷き紅葉も
「もみじ参道」と呼ばれ、紅葉シーズンには多くの人で賑わいます。
参道ですが、紅葉の時期は帰り道専用の一方通行となるため、お堂や庭園の拝観後に通ることになります。

光明寺 もみじ参道1

 

薬医門

もみじ参道の途中にある門で、薬医門(やくいもん)と呼ばれます。
薬医門は門の様式のひとつですが、名前の由来は医師のための通用門いう説と、矢を阻止するための矢食い(やぐい)から来ているなど諸説あるとされています。

光明寺 医薬門 紅葉1

 

鎮守社

法然上人が埋葬される際に、鳩とカラスが表れて空を舞い始めたと伝えられています。
鳩は石清水、カラスは熊野の神の使いの鳥であることから「法然上人の埋葬を悲しんで、両宮の神様が見送って下さったのだろう」と言われ、左側に石清水八幡宮、右側に熊野権現を御分霊として迎え、鎮守の神としました。

光明寺 鎮守社

 

法然上人の「石棺」

法然上人の死後、石棺は太秦広隆寺にほど近い藪に隠していたと言われています。
この石棺から光が放たれ、光明寺のある粟生の地に届いたことから、法然上人のご遺骸をこの地で荼毘に付すことになりました。
光明寺の由来とも深い縁がある石棺で、光が届いたことから四条天皇より「光明寺」の寺額を賜ったと伝えられています。

光明寺 法然上人の石棺

 

光明寺の基本データ

◆住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
◆電話:075-955-0002
◆拝観時間:9:00~16:00(16:30閉門)
◆拝観料:大人 1000円/中高生 500円 ※秋期以外は無料
◆休日:11/11午後と11/12午前 ※臨時で休む場合があるので事前確認要
◆ライトアップ:なし
◆アクセス:
・JR/長岡京駅下車、西出口バス停 阪急バス②のりばより20・22系統で約15分「旭が丘ホーム前」下車 徒歩約10分
・阪急京都線/長岡天神駅下車、バス停 阪急バス②のりばより20,22系統約10分「旭が丘ホーム前」下車 徒歩約10分
◆駐車場:あり(紅葉期はクローズ)
◆公式サイト:https://komyo-ji.or.jp/