射干(しゃが)を楽しめる寺社一覧
【洛北】★実光院(姫射干)
【洛東】清水寺 ★日向大神宮(外部サイト)
【洛中】京都御苑
【洛西】善峯寺
射干について
射干(しゃが)はアヤメ科アヤメ属の常緑多年草です。
高さは50cm〜60cm程度で、アヤメ科らしい剣状の葉、淡い紫地に黄色い斑点模様がある花を咲かせます。
雑木林や竹林の林床に咲くことが多く、群生します。
湿った半日陰の場所を好み、種は作らず、根塊を横に伸ばして多数の花をつける性質があります。
射干は短命で、花は1日でしぼんでしまい、次々と新しい花を咲かせる特徴があります。
中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた植物であり、本州に広く分布しています。
中国では「胡蝶花」と言われ、木陰にひっそりと咲く姿が、蝶々が群がって飛んでいるように見える事から、名づけられました。
日本で呼ばれている「射干(しゃが)」という名前は、檜扇(ひおうぎ)と葉が似ている事から、間違って名づけられたと言われています。
「射干」とは、檜扇の漢名を日本語読みしたものです。
姫射干(ひめしゃが)は射干とは異なる植物で、日本の固有種です。アヤメ科の多年草で、山地のやや乾いたところに自生しています。
花が射干にとても似ていますが、射干より小型なのが特徴です。
濃いめの紫色、可憐な小さな花を咲かせ、高さは30cm〜60cm程度に生長します。
京都の寺社以外の名所としては綾部市老富町が射干の群生地有名です。
一面、見渡す限り射干で埋め尽くされる景色は見事です。
◆射干と姫射干の見頃の時期
・射干 4月下旬〜5月
・姫射干 5月〜6月
◆花言葉 反抗、私を認めて、友人が多い
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