【京都屈指の名所！大原三千院】紅葉の見頃に訪問しました
紅葉の名所として名高い三千院は、毎年たくさんの観光客で賑わう人気スポット。
大自然に囲まれた静かな離れ里の大原の紅葉は本当に美しいです。
いざ、紅葉の三千院へ！
紅葉に彩られた三千院の石碑前に到着、天気も良く遠足気分でワクワクします。
御殿門(ごてんもん)
三千院の入口となる門です。
城郭を思わせる立派な石垣に囲まれ風格と趣きがあります。
紅葉の三千院は見どころがいっぱい！
三千院は敷地が広く見どころがたくさんあるので、時間は余裕をもってゆっくり散策がおすすめです。
境内は広いので、人が多くてもさほど気になりません。
往生極楽院の紅葉
往生極楽院は三千院の本堂に相当する建物で、平安時代末期(12世紀)に建立。国の重要文化財に指定されています。
名前の由来は、極楽往生を願うのではなく「お堂に入った時点で極楽にいる」からだそうで、内部には高さ約2mの阿弥陀三尊像（国宝）が安置されています。
阿弥陀様の正面に座ると、ちょうど阿弥陀様と目が合う高さになっています。
往生極楽院から望む、見事な紅葉にうっとり♡
木漏れ日に紅葉が映えます。
天気の良い日は紅葉の美しさが一層引き立ちます。
朱雀門の紅葉
往生極楽院の南側にある朱塗りの門。
極楽院を本堂としていた頃の正門にあたり、江戸時代に再建されました。
個人的には、朱雀門の紅葉の雰囲気が好きです。
紅葉と青苔のコントラストが美しく、澄んだ空気が清々しいです。
境内のいたるところで紅葉を楽しめるのも三千院の魅力です。
聚碧園の紅葉
客殿(書院)から見た聚碧園（しゅうへきえん）。
緑が集まるという意味で、立体的な造りが特徴の庭園です。
石楠花、ツツジ、紅葉などのお花や草木が見事に配置されています。
弁財天の紅葉
弁財天も見事に紅葉していました。
円融房の紅葉
円融房(修行堂)脇の紅葉も見応えがあります。
階段の散紅葉。
可愛らしいわらべ地蔵は必見！
三千院の中でも根強い人気を誇る、わらべ地蔵。
往生極楽院から歩いて朱雀門の横あたり、苔の中にひょっこり現れます。
わらべ地蔵は人気の撮影スポット
往生極楽院を出て真っすぐ歩いていくと、撮影している人が集まっているので、場所はすぐわかると思います。
彫刻家、杉村孝氏作です。
よく見ると、寝そべってほほ杖をついています。
仲良く並んで寄り添うわらべ地蔵の可愛らしさに癒されます。
合掌しているわらべ地蔵。
「鎌倉時代の石仏」と「おさな地蔵」
境内に流れる律川(りつせん)沿いに、大きな石仏があります。高さは2.25ｍ。
鎌倉時代中期の石仏で「大原の石仏」といわれています。
石仏から川沿い行くと小さなお地蔵さん「おさな地蔵」が六体並んでいます。
鳥を頭に乗せたおさな地蔵。
猫を抱いたおさな地蔵。
「呂律(ろれつ)が回らない」の起源は三千院！
三千院には、北側には律川（りつせん）、南側には呂川（りょせん）という２つの川が流れています(石仏とおさな地蔵は律川沿いにあります)。
言葉がハッキリしない例えに使われる「呂律(ろれつ)が回らない」は、呂と律の音律がうまく発声できないというところから由来したといわれています。
紅葉だけじゃない、三千院は苔も美しい！
三千院は苔も美しく、日の光にキラキラ輝いています。
門前からバス停までの途中の散策も楽しい
三千院の門前にはお休み処、湯豆腐や京野菜を使ったランチが楽しめるお店、土産店が並んでいます。
参拝後にブラブラ散策してみたり、ちょっと疲れたら休憩や食事もできます。
三千院といえば名物しば漬け
お土産のおすすめは、何と言ってもしば漬け。
大原産のしば漬けはとても美味しいので、お土産にもピッタリです。
秋はコスモスが美しい
自然に囲まれた大原は季節のお花が楽しめるのも魅力です。
バス停に向かう途中に広大なコスモス畑があります。
紅葉と一緒に可憐なコスモスも楽しめるのは嬉しいです♪
この秋は、ぜひ三千院まで足をのばしてみませんか？
紅葉はもちろん、大原の大自然や季節の草花に癒されますよ♪
とっても美しいので、6月もぜひ訪れてみてくださいね♪
