銀杏

銀杏を楽しめる京都の寺社

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銀杏が楽しめる寺社一覧

★は名所・特におすすめ

【洛北】光悦寺 蓮華寺
【洛東】永観堂 南禅寺
【洛中】★西本願寺 ★東本願寺 京都御苑 二条城 下鴨神社
【洛西】神蔵寺
【洛南】藤森神社

 

銀杏とは

全国的に街路樹や公園樹で馴染みが深く、寺院や神社の境内に植栽されている事も多い木です。
落葉の高木で、食用、漢方、材用としても栽培されます。
世界で最古の現生樹種で、世界各地で葉の化石が発見されています。
銀杏は日本の街路樹に最も使われている木です。
街路樹でよく見かけますが、道路脇の厳しい環境でも強く長生きし、季節の移ろいを感じさせてくれるということから多用されています。

南禅寺 銀杏1

 

薬用としては、生薬名を「ギンキョウ」と呼び、古くから鎮咳に用いられています。
イチョウ葉エキスは、血管拡張作用、抗炎症作用など様々な効果がありますが、医薬品としても認められており、近年この成分が認知症、抗うつにも効果があるとわかってきました。

銀杏の実はなぜ臭い?

銀杏の実は食用にされていますが、落ちたの実は特有の臭い放ちます。
一説には、銀杏の実は栄養価が高く、他の生き物から狙われるのを防ぐために、臭いを放っているのではないかと言われています。
銀杏にはメスの木とオスの木があり、実を付けるのはメスの木とされています。
そのため、街路樹は臭い防止で、オスの木を植える所が増えています。
銀杏と言えば、紅葉。初夏の緑の葉から黄色く変化し、秋を彩ります。

銀杏の名所は各地に様々ありますが、京都では二条城や堀川通、西本願寺などが有名です。
西本願寺の「逆さイチョウ」と呼ばれる銀杏は有名で、枝葉が下を向いて生える特徴があり、まるで根が上にあるような姿をしている珍しい樹形をしています。

◆銀杏の見頃の時期 は11月〜12月

◆銀杏の花言葉 鎮魂、長寿、しとやか