杜若・花菖蒲・アヤメ

杜若・花菖蒲・アヤメを楽しめる京都の寺社

花菖蒲169

杜若・花菖蒲・アヤメが楽しめる寺社一覧

★は名所・特におすすめ

【洛北】★大田神社
【洛東】平安神宮 得浄明院
【洛西】法金剛院 梅宮大社 等持院
【洛南】勧修寺 長岡天満宮

 

杜若・花菖蒲・アヤメとは

杜若、花菖蒲、アヤメは全てアヤメ科アヤメ属の花です。
花型や特徴が似ている事から、見分けが難しい花と言われていますが、自生する場所や花の色に違いがあります。

杜若、花菖蒲、アヤメの違い

杜若(かきつばた)

水の中で育ち、花びらの付け根に白い筋がスッと入ります。高さは、50cm〜70cmほどあります。
杜若は、尾形光琳の『燕子花図屏風』でも知られる花で、こちらは燕子花(かきつばた)と書きます。
万葉集や伊勢物語でも登場しており、和歌が詠まれています。

花菖蒲

水辺で育ち、花びらの付け根が黄色く色づいています。
梅雨の時期に見頃を迎えます。日本人に古くから愛され、江戸時代から品種改良されてきました。
色の種類は、紫が一般的ですが、白、桃色、黄色などあり、種類は約5,000種と言われます。
ちなみに、端午の節句では、菖蒲湯に浸かる習わしがありますが、この時使われる菖蒲は、花菖蒲とは全くの別物でサトイモ科の植物です。
葉にツヤがあり、香りが強い特徴があります。

アヤメ

陸地で育ち、乾いた土地を選ぶところが大きな特徴です。
花びらの模様を見ると、網目状の模様があります。
高さは30cm〜60cm程度。漢字で「綾目」と書くこともあります。

◆杜若・花菖蒲・アヤメの見頃の時期
・杜若…5月中旬〜下旬
・花菖蒲…6月上旬〜下旬
・アヤメ…5月上旬〜中旬

◆杜若・花菖蒲・アヤメの花言葉
・杜若…幸運は必ず訪れる
・花菖蒲…嬉しい知らせ、心意気
・アヤメ…良い便り、メッセージ