馬酔木

馬酔木を楽しめる京都の寺社

馬酔木1

馬酔木を楽しめる寺社一覧

【洛東】高台寺
【洛東】真如堂
【洛西】法金剛院 等持院 常寂光寺 天龍寺 大原野神社
【その他】★浄瑠璃寺(外部サイト)

 

馬酔木について

馬酔木(あせび)は日本で全国的に自生するツツジ科アセビ属の植物です。
常緑性の低木の種類で、高さは2m〜4mほどになります。
葉は艶のある綺麗な緑色で、新芽は赤い色をしているのが特徴です。
常緑性なので一年中お青々とした綺麗な葉の色をしています。
3月〜4月頃に花を咲かせ、葉の間からぶら下がるように白やピンクのスズランのような形の花をつけます。

馬酔木

 

花を咲かせる時期が春の彼岸の時期と同じことから、地方では「ヒガンノキ」とも呼ばれます。
漢字の「馬酔木」の字は、馬が葉を食べれば毒に当たり、酔ったようにふらつくことから名づけられました(この名前の由来については諸説あります)。
馬酔木は葉だけでなく、木自体にも毒があることから、動植物を寄せ付けません。
そのため、馬酔木だけ生えて連なるような景色を生み出します。

馬酔木は万葉集に登場します。
馬酔木の花が当時愛でられていたようで、万葉集が成立した奈良時代末期頃、庭園で馬酔木が鑑賞されていたのではないかと言われています。
やや乾燥した地を好む馬酔木は、寒さにも強い傾向があり、東北、北海道でも自生しています。
悪条件下でも自生するようなたくましい木ですが、陰樹の性質があるため直射日光や西日に弱く、適度な日影の方が綺麗な花を咲かせます。

◆馬酔木の見頃の時期 3月〜4月

◆花言葉 犠牲、献身、あなたと2人で旅に出ましょう