ツツジ・皐月

ツツジと皐月を楽しめる京都の寺社

皐月ツツジ

ツツジと皐月が楽しめる寺社一覧

【洛北】実光院 詩仙堂 曼殊院
【洛中】★西本願寺
【洛西】天龍寺 等持院 ★善峯寺 常寂光寺 仁和寺 梅宮大社 松尾大社
【洛南】光明院(東福寺) 天得院(東福寺) 泉涌寺(雲龍院) 城南宮 ★三室戸寺 ★長岡天満宮

 

ツツジについて

ツツジは、ツツジ科ツツジ属の植物で、高さは50cm〜2mほどの低木の種類です。
葉は常緑または落葉性の互生で、初夏の時期にピンク、紅色、白の花を咲かせます。原産は、アジア東部でアジアに広く分布しており、ネパールの国花になっています。
日本では、群馬県、静岡県、福岡県の県の花に指定されており、多くの市町村の花にも指定されています。
現在流通、栽培されてるツツジは、日本で自生する野生種をもとに品種改良されたものです。

皐月について

皐月はツツジと同じツツジ科ツツジ属の植物で、低木の種類です。
原産は日本で、江戸時代中期の園芸ブームの際に、多くの品種が作られました。初夏に開花しますが、ツツジよりも一ヶ月ほど後に咲きます。旧暦の5月の頃に一斉に咲くことから、5月=皐月という暦になったと言われています。

ツヅシと皐月の違いは?
皐月は花のツツジの一種で花の形や樹形がとても似ています。
ツツジが一斉に咲き、皐月はパラパラと咲きます。
◆花の大きさ:ツツジの方が花のサイズが1〜2cm大きく、葉もツツジの方が大きく柔らかいです。おしべはツツジが5本以上、皐月は5本です。
◆葉の大きさ:ツツジが4~5cmくらい、サツキが2~2.5cmくらいです。 ツツジは表面に柔らかい毛があり、サツキはつやつやしています。
◆開花時期:ツツジは4月〜5月、皐月は5月〜6月に開花します。開花時期の違いが、1番分かりやすいポイントかもしれません。
◆育て方:ほぼ同じで、日本の気候に合った育てやすい園芸品種としてどちらも親しまれています。
ちなみに、同じく春に咲く石楠花(シャクナゲ)もツツジ科の植物です。石楠花は花びらの数が多く一見違うように見えますが、よく見ると同じ花型をしています。

 

◆ツヅシと皐月の見ごろは?
ツツジ:4月〜5月
皐月:5月〜6月

◆ツツジの花言葉
ツツジ:節度、慎み
皐月:節制