彼岸花(曼珠沙華)

彼岸花(曼珠沙華)が楽しめる京都の寺社

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彼岸花(曼珠沙華)が楽しめる寺社一覧

★は名所・特におすすめ

が楽しめる寺社一覧

【洛北】三千院 ★平野神社
【洛東】清水寺 智積院 南禅寺 ★若宮八幡宮(外部サイト)
【洛中】常林寺 ★妙蓮寺 ★西本願寺 東本願寺
【洛西】常寂光寺 乙訓寺
【洛南】醍醐寺 勝念寺(かましきさん)

 

彼岸花(曼珠沙華)について

彼岸花は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、俗称は曼珠沙華(まんじゅしゃげ)です。
原産地は中国で、日本では全国各地に自生しています。
名前の由来は、秋の彼岸の時に、突然花茎を伸ばして鮮やかな紅色の花を咲かせる事に由来しています。

別名の曼珠沙華は、サンスクリット語(古代のインドの言語)で「赤い花」、「葉に先立って赤花を咲かせる」という意味があるmanjusakaの言葉から由来していると言われています。
また、仏教では、釈迦が法華経を説かれたときに、これを祝し天から舞い降りた花(四華)の1つが曼珠沙華だったという逸話があります。
英語では、レッドスパイダーリリーやレッドマジックリリーと言われ、学名の属名はリコリスです。

「地上の花火」とも言われ、満開時に花びらは反り返り、花びらより長いおしべとめしべは上向きにカーブして伸びているため、その姿からこのような名前が付けられました。
晩秋から早春に細長い葉を茂らせて生長し、春には葉が枯れます。
そして、秋の時期に突然茎を伸ばして葉は付けず、花が開花します。
とても珍しい特徴で、「葉見ず、花見ず」と言われます。

彼岸花は球根を作る植物で、地下には玉ねぎのような小ぶり鱗茎があり、下方に白い髭根を有します。
地下で球根を分球し繁殖しますが、球根には毒があり、昔はモグラやネズミから農作物を守るため、周りに植えられたと言われています。
染色体が基本数の3倍ある三倍体という性質を持つため、種子がなく自ら生息地を広げる術を持ちません。
そのために人の手が入らなような場所に、生えてくる事はありません。

◆彼岸花の見頃の時期 9月

◆彼岸花の花言葉 悲しき思い出、あきらめ、独立、情熱