山茶花

山茶花を楽しめる京都の寺社

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山茶花(さざんか)を楽しめる寺社一覧

★は名所・特におすすめ

【洛北】上賀茂神社 三千院 宝泉院 赤山禅院 詩仙堂
【洛東】★金戒光明寺 永観堂 知恩院
【洛中】東寺 京都御苑 西本願寺
【洛西】地蔵院 化野念仏寺 天龍寺 仁和寺 龍安寺 ★等持院(東庭) 善峯寺 退蔵院(妙心寺) 乙訓寺
【洛南】光明院(東福寺) 泉涌寺 藤森神社 石清水八幡宮 勧修寺 城南宮

 

山茶花について

山茶花(さざんか)はツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。
ツバキ科の植物であるため葉や花の特徴がよく似ていて、秋の終わりから初冬にかけての寒い時期に花を咲かせます。
椿よりも早い時期咲き始め、花の色は、紅色、白、ピンクなどで、四国や九州南部など温暖な気候に自生しています。
冬の時期に開花するものの寒さにあまり強くないため、熱帯か亜熱帯の温暖な気候の地を好みます。
近年は品種改良により、寒さに強い品種も栽培されています。

山茶花と椿の違いは?

基本的な性質は椿とよく似ていますが、山茶花は椿より全体的に花や葉が小ぶりです。
また、山茶花は花びらが1枚1枚散り、椿は花ごと落ちます。
また開花の時期が違うところでも見分けられます。
山茶花は、園芸品種を多数品種改良されており、椿と山茶花を交雑させた品種「ハルサザンカ」は、たくさんの種類があり、椿と山茶花の中間的な特徴を持ちます。

山茶花の意外な活用法

秋には実が熟し、種皮を除いた種子から得られるサザンカ油は椿油同様に、毛髪香油や軟膏基剤に用いられます。
また、鹿児島県、宮崎県では古くから山茶花の新芽をお茶にして飲み、ほんのり爽やかな香りがある事から香り袋にして楽しまれます。

◆山茶花の見頃の時期 10月〜12月

◆山茶花の花言葉 謙遜、ひたむきさ、困難に打ち勝つ