桜の花を楽しめる京都の寺社

桜1

桜が楽しめる寺社一覧

★は名所・特におすすめ

【洛北】
上賀茂神社 常照寺 ★平野神社 三千院 寂光院 宝泉院 実光院 比叡山延暦寺 鞍馬寺 圓光寺 実相院

【洛東】
真如堂 金戒光明寺(くろ谷さん) ★南禅寺 ★平安神宮 大蓮寺 知恩院

【洛中】
★高台寺 ★東寺 ★京都御苑 ★二条城 ★北野天満宮 本隆寺 妙蓮寺 雨宝院 下鴨神社 本満寺 法輪寺 東本願寺 水火天満宮

【洛西】
天龍寺 大覚寺 大河内山荘 ★二尊院 ★仁和寺(御室桜) 龍安寺 等持院 ★善峯寺 ★梅宮大社 十輪寺 退蔵院(妙心寺) 大原野神社 神蔵寺

【洛南】
城南宮 泉涌寺(雲龍院) 勝持寺 勧修寺

 

桜とは

日本の国花と言われる桜は、古くから日本人に愛されてきた花です。バラ科サクラ亜科サクラ属の落葉樹で、北半球の温暖な気候の広範囲に自生しています。桜は日本固有のものではなく、原産国はネパールの山地だと言われています。そこから中国などに渡り、広く分布していったと考えられます。

日本での桜の歴史は、の日本最古の歴史書の古事記に書かれている「コノハナサクヤヒメ」という神様の描写で記載されています。この神様は、とても美しい姿をしていましたが、神としての寿命が短かったことから、桜の儚さを思わせる表現がされていました。

花見の文化は、奈良時代に遣隋使によって中国から梅が持ち込まれ、貴族が梅を鑑賞するようになった事が始まりとされています。遣隋使が廃止された後は、日本古来の文化が注目され、自生していた桜の人気が高まるようになりました。そこから花見は梅から桜へと変わっていきます。日本最初の桜の花見は、812年に嵯峨天皇が鑑賞したのが、始めとされています。

日本で自生する桜の野生種は約10種類。野生種から品種改良や、突然変異などにより生まれた品種は少なくとも約200種類と言われます。世界でも圧倒的に多種多様な栽培品種の選抜・開発がされてきました。最も親しまれるソメイヨシノも江戸時代末期に交配によって生まれたものです。

桜の名所は各地に多数ありますが、その中でも京都の醍醐寺の桜、七谷川沿いの桜、奈良の又兵衛桜などが有名です。枝垂れ桜も人気のある桜で、樹齢数百年ともなると、圧倒的な存在感と見事な枝振りで、見る人を魅了します。

◆桜の見頃の時期 4月上旬〜4月中旬

◆桜の花言葉 精神美、優美な女性、純潔